JUMP!!!!!(じゃんぷ)

NHKのクリスマスドラマ「天使とジャンプ」の中でアイドルグループ・Twinke5が歌う劇中歌。
作詞・只野菜摘、作曲・横山克、という「Chai Maxx」と「D'の純情」のコンビが担当している。

ももクロには無かったSTOMP風のリズムとダンスが特徴で、劇中のミュージカル風の歌と踊りが好評だった。
これが撮影現場での一発撮りの「生うた」だったことが、番組プロデューサーによって明らかにされた。
 




■歌詞解説(以下、ドラマ「天使とジャンプ」のネタバレを含みます)

「JUMP!!!!! 」の歌詞は、天使カナエが地上に降りてきたいきさつと、「地上に舞い降りた天使」と名乗っていたアイドルグループ・Twinkle5の内面の苦しみの吐露から始まり、逆境に負けずに夢に向かってジャンプしようと希望を語る。ももクロの王道をゆくポップなメッセージソングであり、ファンの間で評価が高いのも頷ける。

 
カナエ ある日 歌がきこえたんだ
ひらひらの羽根をつけて
ふわふわのドレス着ていた
地上に瞬いた キラキラの星
天上にいた天使のカナエの視点で、Twinkle5が地上で輝いていた様子を描いている。
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春乃
江梨子
ドジな天使のかん違い Twinkle5のメンバーは、自分たちは天使ではなかった、でも夢を諦められないと告白。
弥生
美奈
はがれ落ちた
春乃
江梨子
メッキの笑顔はきっと
弥生
美奈
嘘つきだったね
春乃
江梨子
天使じゃない私たち
弥生
美奈
いつわりの翼
春乃
江梨子
だけどあきらめきれない
弥生
美奈
気持ちはなに?
弥生 腰くだけか 意気地なし骨なしか
これでいいのか やだ チキン(弱虫)な私
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弥生
回想
(夜の繁華街を駆け抜けながら)
さよならー、さよならー、
(立ち止まって、息を整え)
さよならー、チキンな私!
(ローストチキンのもも肉をガブっと囓りとり、右手で高くかかげる)
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美奈 あいさつをされても無愛想
愛されたいのにぶっきらぼう
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美奈
回想
(父の理髪店で髪を切られようとしている美奈)
父「戻るのか?」
美奈「戻らない。進む」
(うなずきあう父と美奈。美奈の長い髪にバッサリとハサミを入れる。微笑む美奈)
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江梨子 こころは空回り空っぽ カラカラに空っ風 131229-0010

江梨子
回想
(渡り廊下のトタン屋根に立つ江梨子。それを見上げる級友たち)
江梨子「一度だけだよ」
級友「え?」
(メガネを投げ捨てる江梨子。Twinkle5のポーズをしながら)
江梨子「We are Twinkle5!」
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江梨子 Ready Go! Ready Go!
弥生
美奈
春乃 
カッコウ カッコウ 「カッコウ」は別名「閑古鳥」。江梨子の空っぽの心を表している。
江梨子 Ready Go! Ready Go!
弥生
美奈
 
春乃
カッコウ カッコウ
カナエ Steady Go! こだまのように スタッカートする 「Ready, Steady, Go」で「位置について、よーいドン!」の意味になる。居場所のない空虚さからTwinkle5が再スタートすることを告げる合図。
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春乃 奮いたたせろ この手のばして
足をふんばれ アッサンブレ!
パ・デュ・シャ パ・ド・ブーレ
アン、ドゥ、トロワ、JUMP!
「アッサンブレ」はバレエの基本的な動作のひとつで、足を開いてジャンプして、空中で足を閉じるというもの。「パ・デュ・シャ」は猫のステップの意で、横飛びのジャンプ。
「パ・ド・ブレ」は小刻みな足踏みしながらの横移動のこと。このパートは、バレエの技名を使って「ジャンプ!」を違う言い方で歌っているといえる。
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全員 ほらできるじゃん なんかできるじゃん
本当は見えない翼 きみも持っているでしょ
春乃回想シーン
バレエ教室で先生と一緒に踊る春乃。
先生役の有森也実は5歳からバレエを始め、2013年時点でも現役。
春乃役の佐々木彩夏も3歳からバレエをやっていた。
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全員 似合っているじゃん キレっキレだJUMP
鎖がついたみたいなシューズぬぎすて JUMP!
新しい きっかけが、今宵のきみへのプレゼント
カナエ セントウに立ってセント・メリークリスマス 「銭湯に立ってセント・メリークリスマス」というダジャレが、第2夜の本編に出てくる。
また、セントウは「銭湯」であるとともに「先頭」でもあると考えられる。
江梨子 人気沸騰 日本列島 「沸騰」と「列島」で韻を踏んでいる。
美奈 ケーキがイイネエー ケーキは食いしん坊の美奈とクリスマスケーキと景気をかけている。
弥生 天使つうか、同志だあね 「天使」と「同志」で韻を踏んでいる。
春乃 ウィンク・アンド・キックだ!
全員 シャバ ダバダ ダバダ ダバダ
ドタバタデモ イエイ!
全員 奮いたたせろ この手のばして
足をふんばれ アッサンブレ!
弥生
美奈
行くよ
春乃
江梨子
みんなで
カナエ スリー、ツー、ワン、
全員 JUMP!
全員 ほらできるじゃん やっぱできるじゃん
本当は見えない翼 きみも持っているでしょ
似合っているじゃん キレっキレだJUMP
鎖がついたみたいなシューズぬぎすて JUMP!
不思議だね なんだって出来そうな気がする
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全員 変わりたいと 願ったときに
生まれ変わる準備はもう始まっている
誰か見てる サンタも見てる
こっそりプレゼントのクツも用意して JUMP!
目覚めたら ジャンジャン頑張ってねの夢つまってるよ
全員 ラララ ララ
カナエ せーのでJUMPだ!
春乃
江梨子
せーのでJUMPだ! 131229-0014


弥生
美奈
せーのでJUMPだ!
全員 JUMP! JUMP!
JUMP! JUMP! JUMP! JUMP!
カナエ せーのでJUMPだ! (配信版では省略)
弥生
美奈
せーのでJUMPだ! (配信版では省略)
春乃
江梨子
天使とジャンプだ! (配信版では省略)
全員 JUMP! JUMP!
JUMP! JUMP! JUMP! JUMP!
131229-0015(配信版では省略)



■劇中歌唱シーンは「生うた」だった!

2013年12月28日、「天使とジャンプ」の公式サイトでプロデューサーの三鬼一希が、劇中で使われた「JUMP!!!!!」はスタジオ収録ではなく、すべて現場で歌って踊ったものを収録したものだったこと明かした。

ドラマを見直してみると、歌唱は非常に安定しており、踊りのキレも鋭い。ももクロの2013年末時点での実力を図らずも証明することとなった。

通常、このようなライブシーンをドラマで収録する時には、
事前に歌を録音し、それに合わせて演技(歌をうたうなど)してもらうのですが、
今回はすべて現場で収録するという、
いわゆる「生うた」でした。

映画「レ・ミゼラブル」がこの手法で収録していると聞き、
なんとかその手法でできないか、とスタッフを半ば強引に説得して、
今回その手法で挑んだものなのです。

マイクのセッティングやスピーカーの位置など、
様々な工夫を施しての撮影となりましたが、
一番大変なのは、もちろん演者の方々。
しかし、実際に撮影してみると、これが本当に「生うた」?と
いうくらいに、見事に歌い踊り、演じきっていただきました。
そこにいた全スタッフ、脱帽です。

2013年12月28日「クリスマスライブのひみつ」より


 


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