Twinkle5(とぅぃんくるふぁいぶ)

2013年のNHKクリスマスドラマ『天使とジャンプ』に登場する5人組アイドルグループ。
キャッチフレーズは「歌とダンスを届けるため、地上に舞い降りた天使」
挨拶の決まり文句は「We are Twinke5!」

2013年11月22日、アイドルグループ・ももいろクローバーZのライブに突如出演した。

同時に公式ホームページとブログの存在が明らかになったが、どちらもNHKの公式サイト内に存在し、動画内には「NHKの本気をみろ!」などの文字が躍り、NHKが公式にプロデュースするアイドルであることがわかった。

さらに、 2013年11月23日に公式サイトの“不具合”が修正されてメンバーの写真と名前が掲載され、より多くの情報が明らかになった。
 

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■突然の登場

 Twinkle5が初めて登場したのは、2013年11月22日に宮城県セキスイハイムスーパーアリーナで行われた全国ツアー「ももいろクローバーZ JAPAN TOUR 2013 "GOUNN"」の最終公演において。GOUNNツアーの“本編”が終了し、サイリウムが使用可能になる“アンコール”部分においてだった。

 それまでの和歌山や長野などの公演では、アンコール部分は、Overtureで始まってすぐChai Maxxという一気に盛り上がる構成で、この日も同じようなセトリを期待した多くのモノノフがサイリウムを握りしめて5人の登場を待ち構えていた。

 そこへイントロが流れ出し、白を基調に5色のパーソナルカラーに色分けされた5人が登場すると、会場は一気にヒートアップ。しかし会場は徐々に“異変”に気がつきだし、モノノフのほぼ全員が頭の上にハテナマークを掲げたような状態で、それでもサイリウムを降り続けていた。

 その疑問を言葉に表すと、以下のようになる。
「今日の夏菜子、髪型違うし、いつもより美人じゃない?……つか、背が大きいじゃん!」

 そう、その日の“赤”は、メンバーの中でひときわ背が高く、ロングヘアーが印象的な清楚なモデル系美人で、いつものエネルギーに満ちた表情豊かなリーダーとは、同じ美人でもかなり傾向が違っていた。
 歌っている曲もポップでかなり甘めな典型的アイドルソングであり、聞き覚えのないものだった。その“アイドルぶり”がパロディーに近い域にあることから、2014年1月放送の『ウレロ☆未体験少女』に合わせた「UFI」の復活ではないか? と考えた人もいただろうが、それは違った。

 登場した5人が歌い終わると、中央の赤の少女が「今日は私たちの歌を聴いてありがとうございます!」と挨拶を始める。するとそこへ、「ちょっと、待ったーー!」と百田夏菜子が割り込んできた。

「ねえねえ、どういうこと?」「ももクロのリーダーはワタシって決まってんじゃん」「つか、お前、誰だよ?」と赤の少女に問いただした。

 すると、残りのメンバーが「うちのリーダーです」と平然と答え、逆に百田に対しては口々に「……誰?」と警戒を露わにする。
 それでも必死に食い下がる百田の背後から、緑の少女が忍び寄って延髄に手刀を食らわせて気絶させ、紫の少女と黄色の少女が意識を失った百田の脇と足を持ってステージの端に運び出してしまった。
 そして「大丈夫だった?」と赤の少女を気遣い、「We are Twinkle5!」と挨拶をきめて舞台から去って行った。

 やがてOvertureが始まって、モノノフたちは再び「うりゃ!おい!」とサイリウムを降り始めたが、百田夏菜子は、まるで「あしたのジョー」のラストシーンのようにうなだれたままピクリとも動かない。
Overtureがもうすぐ終わってしまう、というギリギリのタイミングで玉井詩織がやってきて百田を起こし、舞台下の奈落へ連れて行った。その直後にポップアップで登場したももクロは、何事もなかったように「Chai Maxx」を歌いだした。


■2010年結成の5人組アイドルグループ

2013年11月23日に本格稼働を始めたTwinkle5の公式サイトには、「Twinkle5とは?」という説明がある。
Twinkle5 とは? 阿部柚希川添美奈小野春乃原江梨子五十嵐弥生の5人によるガールズユニット。次世代の新人プロジェクトとして10年秋に結成。グループ名は「歌とダンスを届けるため、地上に舞い降りた天使」という意味を込めて「Twinkle5」と命名された。
公式サイト
http://www2.nhk.or.jp/navi/twinkle5/


2013年11月時点のTwinkle5のメンバーは以下の5人

:阿部柚希(ユズリン)
誕生日:3月28日
血液型:A
出身地:大阪府
身長:166cm
趣味:映画鑑賞・星を見ること
特技:英語、エアロビ
好きな言葉:成長
自己紹介:「ズッキュン柑橘系。種ごといっちゃって、ユズリンです。」

ももクロと同じスターダストプロモーション所属で「仮面ライダーW」で作品内のアイドル的存在・若菜姫こと園咲若菜を演じていた飛鳥凛に似ているという指摘がある。
 3月28日生まれ、A型、大阪府出身、身長166cmなどプロフィールもほとんど同じ。なお、飛鳥凛は1991年生まれの22歳で、ももクロ最年長の高城れにより2歳年上。

:川添美奈(ミーニャ)
誕生日:6月17日
血液型:A
出身地:神奈川県
身長:160cm
趣味:あいうえお作文・ゲーム
特技:早寝早起き
好きな言葉:笑顔
自己紹介:「ひとつ、ひとりぼっちにしないで。ふたつ、二人きりだとはずかしい。みっつ、みんなで見に来て、さみしがりやのミーニャ。」

ももクロの玉井詩織に似ているが、髪がツインテールで、2011年以前の玉井のイメージに近い。
誕生日以外の基本プロフィールも玉井詩織とほとんど同じだが、特技の「早寝早起き」と好きな言葉の「笑顔」はどこから引用されているか不明。

ピンク:小野春乃(ノンノン)
誕生日:11月6日
血液型:AB
出身地:神奈川県
身長:160cm
趣味:料理・オシャレ
特技:バレエ・ダンス
好きな言葉:シュークリーム
キャッチフレーズ:「みんなのかわいい妹ノンノン。名前を呼んでくれなきゃノンノン。踊り出したら止まらない。ノンストップノンノン。」

ももクロの佐々木彩夏に似ている。歌声もキラキラあーりんボイスそのもの。
キャッチフレーズに「みんなのかわいい妹」とあるので、佐々木彩夏と同様に、グループの最年少であると考えられる(ももクロでは玉井詩織が「みんなの妹」だが、これは佐々木があとから加入したため)。バレエとダンスが得意で、シュークリームが好きな点も佐々木彩夏と同じだが、趣味に「料理」があるのが異なっている(佐々木彩夏はポテトサラダくらいしか作れない)。

:原江梨子(リコピー)
血液型:A
出身地:埼玉県
身長:148cm
趣味:温泉めぐり・フルーツ狩り
特技:自転車
好きな言葉:小さな巨人
キャッチフレーズ:「トマトに入っているのはリコピン。元気だけど、ピチピチだけど、間違えないでね私はリコピー。上から読んだらリコピー、下から読んだらーピコリ。」

ももクロの有安杏果に似ているが、動画内で積極的に「ワタシがカワイイ」アピールをしている点で性格は有安と正反対である可能性がある。特技に「自転車」とあるが、有安杏果はもともと自転車に乗れなかった。ももクロChanで誕生日に自転車をプレゼントされ、練習の結果西武ドームのライブで観客席の通路を走りながら歌うのが恒例となったが、見ているとまだ危なっかしい状態。

:五十嵐弥生(ドッキー)
誕生日:3月21日
血液型:O
出身地:神奈川県
身長:158cm
趣味:鉄道・肝試し
特技:仮装・デザイン
好きな言葉:いつものんびり
キャッチフレーズ:「土器と言えば、弥生式土器。ようようときめく春は弥生の3月生まれ。ときめきときどきドッキドキのドッキーでーす。」

ももクロの高城れにに似ているが、公開された動画では「今日はユズリンのファンが多い」と発言しており、現在の高城のように隙とみればネタをぶっ込むタイプではない模様。
誕生日以外のプロフィールは、高城れに(6月21日生まれ)と同じ。
 ニックネームの由来は、やはり予想通り、弥生→弥生式土器→ドッキー。趣味は鉄道・肝試し、特技は仮装とデザインとあるが、高城れにも鉄道に関心が高く、デザインの才能があり、ももクロの仕事で肝試しや仮装を経験しているので、ほぼ同じと考えてよさそうだ。


■過去4枚のシングルをリリース

公式サイトのディスコグラフィによると、現在までのシングルは4枚。いずれも4曲が収録されたミニアルバム的なマキシシングルのようだ(2013年12月15日に放映された事前の5分番組「プレマップ〜Twinkle5のひみつ」では、「アルバム3枚をリリース」と説明されていた。)。

1st Single「ラジオボウル」

M1 ラジオボウル
M2 R1 へ Ready go♪
M3 学びの森
M4 今日は一日“FM”三昧

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2nd Single「イイTeleのススメ!

M1 イイTeleのススメ!
M2 いじめをノックアウト
M3 趣味Do楽
M4 おかあさんといっしょ 

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3rd Single「行くぜっ!総合天使」

M1 行くぜっ!総合天使
M2 ごきげん歌謡笑劇団
M3 太陽の罠
M4 応援ドキュメント 明日はどっちだ 

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ライブ会場限定シングル 熱血衛星交響曲・第1楽章「無限の恋」


M1 熱血衛星交響曲・第1楽章「無限の恋」
M2 世界のドキュメンタリー
M3 アジア立志伝
M4 エル・ムンド

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 なお、シングル表題曲のタイトルは、1stは「NHKラジオ」、2ndは「Eテレ」、3rdは「総合テレビ」と、ももクロのシングル表題曲のタイトルを組み合わせたものになっている。
 また、カップリング曲のほうはそれぞれ、NHKラジオ、Eテレ、総合テレビの実在する番組名や企画名が流用されているものが多い。(1stのM2は、「ラジオ第一放送へGo!」の意らしい)
 さらに不思議な点としては、1stのジャケ写は5人のメンバーが写っているのに対し、2ndと3rdは赤・黄・ピンク・緑・紫に加えて青の6色で構成されていることがある。公式サイト上での公開が2ndと3rdの方が先立ったことが原因かもしれない。

■「TwinkeWink」と「JUMP!!!!!」が実際に発売

NHKのクリスマスドラマ「天使とジャンプ」の放映後、12月25日よりレコチョクで、12月26日以降、iTunes Storeなどで、Twinkle5の楽曲として、「TwinkeWink」と「JUMP!!!!!」の配信が開始された。
シングルとしての表題曲は「JUMP!!!!!」のほうである。


■「Twinkle5」は2013年クリスマスドラマのタイトル?→「天使とジャンプ」に決定

11月23日に公開された公式動画の最後には「Twinkle5」のロゴの下に「12/24 0:10 NHK総合」と表示される。つまり、「Twinkle5」は、12月24日と25日に放送されるももクロ主演クリスマスドラマの宣伝企画だったというわけだ。もしかするとドラマのタイトルが「Twinkle5」である可能性もある。

内容は(百田夏菜子を除く)ももクロのメンバーが演じるアイドルグループ・Twinkle5が作品のキーとなることは容易に想像が付くが、そこに百田夏菜子がどう絡んでくるのか? というのがいまのところ、もっとも興味深い点である。

→その後、11月29日にクリスマスドラマのタイトルが「天使とジャンプ」であることが発表された。

年連続2回目の紅白歌合戦出場が決定した、ももいろクローバーZさん。
この度、主演のクリスマスドラマのタイトルが決定いたしましたので、お知らせいたします。

制作統括のことば 三鬼一希チーフ・プロデューサー
不思議な少女との出会いが奇跡を巻き起こす、クリスマスにふさわしいファンタジックな物語です。共演していただく方々も、斉藤由貴さん、有森也実さん、遠藤憲一さんら豪華な俳優陣で、お届けします。音楽は、「ももクロ」の楽曲も提供されている、横山克さん。こちらも、情緒あふれる音楽で、ドラマに華を添えていただきます。視聴者の皆様に、素敵なプレゼントとなるような番組をと鋭意制作中です。ご期待ください。

『天使とジャンプ』ももクロ主演クリスマスドラマ、タイトル決定!


■「Twinkle5」はまだブレイク前?

 2010年秋に結成ということだが、3年間にシングルが3枚だけだとするとずいぶんと寡作だといえる。

 2013年11月23日に公開された動画は、デパート屋上で開催されたライブの模様を伝えている。また、11月25日に公開された動画はCD発売イベント兼握手会の様子を伝えている。
 これを見る限り、結成から約3年たってもデパートの屋上でライブをし、コアなアイドルファンに支えられている様子は、ももクロでいえば2010年から2011年にかけてのブレイク前の状態に似ている。
 逆に言うと、2012年のブレイク以降にももクロのファンになった人は目にすることができなかった、ブレイク前のももクロの姿を、Twinkle5の姿を借りて仮想的に見ることができる、とも言える。



■「結成2周年」の謎

 ももいろクローバーZのライブに出演したあと、音楽ニュースサイト「ナタリー」にTwinkle5の公式コメントが掲載された。

私たちは、メンバーそれぞれに個性があるアイドルグループで、歌とダンスを届けるために地上に舞い降りた天使です。ライブになると羽が生えてくるんですよ。私たちはかわいいアイドルソングを歌っていて、振り付けもとてもかわいらしいです。
こないだ2周年を迎えたので、3周年も迎えられたらいいなと思っています。
今後は日本一のアイドルグループになりたいです。天使が地上でNO.1を取るぞー!
ももクロツアー最終日に謎のアイドルTwinkle5登場(ナタリー)

 上記のコメントで注目したいのは「こないだ2周年を迎えたので、3周年も迎えられたらいいな」とあることだ。
 さらに2013年11月29日には、公式サイトで「蔵出し 結成2周年スチル撮影」という動画も公開された。

 公式サイトでは2010年秋に結成とあるので、2013年11月末時点では3周年を迎えていないとおかしい。
また、「結成2周年」を意図的に強調していることから、ここにひとつの謎が仕掛けられている可能性がある。
 すなわち、Twinkle5の物語(「天使とジャンプ」)の時間軸は1年前の2012年に設定されており、さらに赤のユズリンが動画の中で「クリスマスライブに来て欲しい」と語っていることから、2012年のクリスマス前後が物語の舞台になると考えられる

 また、ナタリーのコメント内で「ライブになると羽が生えてくる」とも書かれているが、「天使」が重要なキーワードになっていることからも、これが単に衣装を指しているだけではないかもしれない。


■夏菜子が気絶させられるのは2回目

 GOUNNツアーでは緑の原江梨子の手刀によって百田夏菜子が気絶させられたが、以前も、もう一人の赤の登場に伴って百田がライブ中に気絶させられたことがあった。
 2010年5月22日のことで、このとき登場した“赤”は、高井つき奈で、気絶させたのは高城れにだった。
(詳しくは、「お前、平田だろ?」の記事を参照のこと)


■動画

「天使とジャンプ」の放映後、YouTubeの公式動画はすべて配信停止になった。
2013年12月29日現在、Twinkle5の公式サイトの「MOVIE」ページでのみ、視聴可能だ。


■トップ画像が差し替え

2013年12月25日の「天使とジャンプ」第2夜放映後、Twinkle5のトップ画像が変更された。

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■公式サイト閉鎖?

2013年1月4日現在、Twinkle5の公式サイトはアクセス不能になっている。
 


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