佐藤守道(さとうもりみち)
1974年4月24日生まれ。東京芸術大学 音楽学部出身。現・スターダスト音楽出版。
HMV渋谷店勤務(副店長)を経て、スターダストプロモーションに入社。
通称、守(もり)さん 。スターダスト入社後もしばらくは「HMV佐藤さん」と呼ばれていた。
ももいろクローバーZの1stアルバム『バトル アンド ロマンス』や2ndアルバム『5TH DIMENSION』のA&Rを担当。ももいろクローバーのインディーズ・ベスト・アルバム『入口のない出口』では、ディレクションも担当。
さらに2014年2月20日にテレビ朝日の「EXシアター六本木」で開催されるライブは、佐藤守道のプロデュースになると見られている。
音楽制作の現場以外でも、ももクロのイベント、ライブ、レッスンに立ち会っていることが多く、ももクロChanやUstream放送にもときどき登場する。
■A&Rとは
A&R(エーアンドアール)はレコード会社における職務の一つ。Artist and Repertoire(アーティスト・アンド・レパートリー)の略。アーティストの発掘・契約・育成とそのアーティストに合った楽曲の発掘・契約・制作を担当する。
実際には上記の職務だけでなく企画、制作、宣伝に至るまでレコード会社の業務全般に幅広く責任者として携わる。
製造・流通部門を持たないレーベル型のレコード会社や芸能事務所(音楽プロダクション)のA&Rはアーティストの発掘・育成と制作、宣伝に携わる。
佐藤は上記のWikipediaの記事における「製造・流通部門を持たないレーベル型のレコード会社や芸能事務所(音楽プロダクション)のA&R」にあたる。キングレコードから発売されたももいろクローバーZの2枚のアルバムでは、キングレコードの宮本純之介がA&R兼チーフディレクターとなっており、佐藤はスターダスト側のスタッフとしてそれを補助していたらしい。
一方、スターダストが発売主体となったアルバム『入口のない出口』で、佐藤は初めてディレクターとなって制作を行い、メンバーのパート分けなども行った。
■HMVの店舗スタッフから、ももクロの音楽ディレクターに転身
佐藤は東京芸術大学を卒業後、HMV渋谷店に勤務。元々クラシックや映画音楽の担当だったが、2009年ぐらいからアイドルに興味を持って、J-POPのフロアで扱うようになった。
2010年5月17日にNHKで放映された「MUSIC JAPAN」の「アイドル戦国時代SP」で、最初に登場したももいろクローバーの「行くぜっ!怪盗少女」に衝撃を受けた。もともと設置予定だったアイドル特集のコーナーをももクロ中心の展示とし、「MUSIC JAPAN」の百田夏菜子のエビ反りジャンプをキャプチャした画像に「このジャンプがアイドル史を更新する」というキャッチコピーを付けた。それがももクロファンの間で話題となった。
元々1stシングルの「ももいろパンチ」の頃からももクロの存在自体は知ってたんですね。変なグループがいるなっていうのは。でも、あの番組の中のももクロは、すべてが過剰でツッコミどころ満載で、これはとにかく面白いぞと。売り場のコーナーは最初いろんなグループが横並びのアイドル特集にするつもりだったんですけど、ガッツリももクロに寄ったコーナーになってしまって(笑)。
(「ももクロ制作スタッフが明かす「バトル アンド ロマンス」ができるまで」ナタリー)
この噂を聞きつけたチーフマネージャーの川上アキラが、ももクロのメンバーを連れて佐藤のところに挨拶に訪れた。以後、ももクロのメンバーはHMV渋谷店が閉店するまで、何度も訪れることになる。
2010年7月24日にももクロがHMV渋谷でミニライブ&握手会「渋谷の未来はももクロちゃんにまかせた!スペシャル」を行った際、佐藤はHMVのホームページにももクロの音楽について熱いレビューを書いている。
ももいろクローバーはオリジナル楽曲のクオリティが高く、その上で他と替えようのない強烈な個性とインパクトを持っています。
そしてももクロ楽曲の最大の魅力は、その強烈な個性とインパクトにあると思います。
今っぽい流行りの“売れ線ゾーン”に逃げ込まず、一歩間違えればダサくなってしまうギリギリの境界をアグレッシヴに攻めるそのスリリングさは、思わず引き込まれる引力があり、同時に強い中毒性を持って後を引きます。ももクロファンの方に音楽に造詣の深いお客様が多いのも、案外そうしたところに惹かれているからなのかもしれません。
1990年代には若者文化の発信地として知られていたHMV渋谷店だが、「CDの売れない時代」に抗えず2010年8月31日に閉店した。これは時代を象徴する出来事としてテレビのニュースでも取り上げられたが、閉店直前最後の20分間はももクロの音楽を流し続けたと言われる。
HMV渋谷時代の佐藤守道
閉店の翌日頃、川上アキラから佐藤に電話があり、スターダストに転職することになる。しかし、転職当時はももクロに音楽担当がいた(宮井晶のことと思われる)。
そのため「最初はももクロチームの宣伝やファンクラブ周りのスタッフ」であったり(「ももクロ制作スタッフが明かす「バトル アンド ロマンス」ができるまで」)、私立恵比寿中学の『どしゃぶりリグレット』を制作したりした。このとき作詞・作曲の前山田健一に「ももクロじゃなくていいのか?」と聞かれたという(「2011年7月11日 スターダスト川上の全裸の大将 in 新宿ロフトプラスワン」無頼横町)。
■循環呼吸が凄い
Ustreamの「24時間いただきますっTV」では、「入口のない出口」の全収録曲の発表を宮井晶とともに紹介した。その際、なんでも(楽器を)吹ける、絶対音感がある、鼻から息を吸いながら声尾を出し続ける「循環呼吸」ができる、と紹介された。コップにお茶を入れ、ストローで空気をゴボゴボとふき入れながら鼻から呼吸してみせた。本人によれば5分ぐらいは続けられるという。
■音楽制作以外の現場にも出没
佐藤はスターダスト側の音楽制作担当として、石川ゆみの振り付け会議のメンバーであったり、「入口のない出口」のディレクションをしたり、PV撮影やライブの現場に立ち会ってたりしているが、それだけでなく、2013年1月1日の「元日重大発表」のUstream放送や、ももクロChanで放映されたレッスン場での石川ゆみの誕生パーティなどにも登場している。高城れにから、ときどきちょっかいを出されている様子も確認できる。
■動画
WE LOVE!! SHIBUYA HMV!! HMV渋谷閉店 最後の1時間!!
3:40ごろ、シャッターが閉まる直前に佐藤らしき人物が前にでて、集まった群衆の整理をしている。
【参考】
「[イベントレポ] ももいろクローバー」HMV online
「ももクロ制作スタッフが明かす「バトル アンド ロマンス」ができるまで」ナタリー
「ももいろクローバー 入口のない出口 佐藤守道×宮井晶 インタビュー」ナタリー
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家で待っていたのと、その日に使用予定だったのとで悲しかったです。
電話で謝罪されましたが結局次の日に。
箱を開けると謝罪の手紙や、お詫びの品もなく。
配送先のやり取りに関しては店舗側から、メールでの返信を指示してきたのでイライラして終わりました。気持ちよく商品を使い始めたかったのですが、モヤモヤが消えません。
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