前山田 「うぉー」という声も僕がやっています。「Are you ready?」とか。ももクロちゃんというのはプロレスをモチーフにしたこと(楽曲)が多くて、橋本真也さんの登場曲をイメージした音選びをしてて、ちょっとブラスの音とか入って、ちょっと弾いてみたいんですが、キーボードとかありますか?
HY(ゲスト)「おー、生で聞けるんですね」
前山田 そう。実はこれCD化されていないんですね音源が。DVDだけで聞けるんですが、僕がももいろクローバーに最初に書いた「
行くぜっ!怪盗少女」というのがあるんですが、そこのDメロで「無限に広がる星空よりも♪」という部分があるので、そこちょっとモチーフにしまして、橋本真也さん風にブラスの感じで?
HY はい
(キーボードで同じメロディをブラス音で)
前山田 で、バーっと(両手をすくい上げる)、これをアレンジした感じにして、みんな(観客)の気持ちをドンドン高めていくようなものを作ったんですね。で、これで最初にメンバーの名前をわーと呼んで、「うりゃ、おい!うりゃ、おい!」って言ってみんなが盛り上がって一曲目が始まる。という必ずライブには欠かせない曲なんです。なんで出ばやしをちょっとやってみたいんで、もう一回流して貰っていいですか?
(DVDから流れる)
前山田 あーーあ、よっしゃ、ももクロー! れに! かなこ! ももか! しおりん! あーりん! 行くぜっ! ももいろクローバー! です。
HY あーーー。
前山田 という風に名前を呼ぶんですけどね。
HY へー。
前山田 しかも、このメンバーの名前を呼ぶのは僕が決めたわけでは無くて、ファンの人が勝手に作ってくれるんです。これがアイドルの現場の魅力で、ファンの人たちがいろんなコールを自由に作って、みんなで、自然発生的に作ってくれるというのが、アイドルの現場の面白さなんですね。
HY 曲を作っていて、こういう風に作ったら、ファンの方がこうアレンジしてくるんだろうなと考えながら作るんですか?
前山田 途中から僕はそれを凄く意識して、みんなが名前を呼びたいんですよね、ソロが終わったら「しおりーん!」とか言いたいんですね、その隙間を絶対空けるようにしてる。で、なんか面白いことができるような余白とかあったら、僕が思っても無いようなことをみなさんがアレンジして作ってくれたりする。こういう風に進化していくんだと。
HY へー。これ、どれくらいで完成したんですか?
前山田 歌ものじゃ無いので、2時間半くらい…
HY えー! 凄い!
(2012年12月3日 musicるTV「3曲で通になれるももいろクローバーZ」)
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