お前、平田だろ?(おまえひらただろ)

アイドルグループ・ももいろクローバーのライブで行われた、プロレスネタの茶番のこと。

1985年5月、新日本プロレスの試合にて、藤波辰巳が覆面レスラー「ストロング・マシーン」に助けられたあと、マイクパフォーマンスで言った言葉。なお、ストロング・マシーン=平田淳嗣であることは、当時も公然の秘密であった。

それから24年後の2009年8月13日の名古屋。スーパー・ストロング・マシンは対戦した杉浦貴から「おいマシン! お前、やっぱり平田だろ」とマイクで挑発された。その挑発に対して「平田じゃねーよ」と否定した後「名古屋のみなさん。杉浦君がしょっぱい試合をしてすいませんでした」と切り返した。“しょっぱい試合”とは、恥ずかしい試合、だらしない試合というような意味。

さらに同年12月23日、NOAHの有明大会にて、今度は「お前、杉浦だろ!」「俺は杉浦じゃねー!」「今日は丸藤と青木がしょっぱい試合をしてすみません!」と4ヶ月前の試合のセリフが再び引用された。

そして、2010年5月22日。名古屋 近鉄パッセ(県民体育館)で行われた、ももいろクローバーのライブに地元の高井つき奈が登場した際に、またも同じセリフが繰り返された。
 
以下、当時からのファンによって活写された素晴らしい文章があったので、長文引用する。

MCやってる最中に突然れにちゃん、(寸劇スタート)

れに:「ちょっとちょっとかなこ~」
か:「え、え、何ナニ?」
れに:「いいからいいから・・・前から言おうと思ってたんだけさ」

れにちゃん、ニコニコしながら夏菜子の頭を掴んでぐいぐい顔を近づける。

れに:「あのさ~ 前から言おうと思ってたんだけどさ・・・ ゴッ!」

と頭突きをくらわす。
その瞬間夏菜子は意識を失い、れにちゃんに抱えられ舞台裏に引っ込む。

4人と会場があっけに取られてる。 そんな状態で2人いないけど曲スタート。
パレパレード。

踊り始めたぐらいに紫と赤が急いでステージ駆け上がってくる。

でも、「赤」の人物がなんか違う。
未来へススメの赤衣装を着た高井つき奈がここで登場!
勝手知ったるパレパレードなので難なく踊る。
曲の2番過ぎたあたりに、裏からトボトボと本物の「赤」夏菜子登場。

「あれ、誰?」「なんで私がここにいるの?」「どうなってんの?」
とお約束な動きでアピールするが、メンバーは知らぬ存ぜぬでそのまま曲は続行。
最後までフロントマンは「ニセ赤」のまま曲は終了。

ここで寸劇。

夏菜子:「あれ?なんかおかしくない?」
全員:「別におかしくないよ。なんで?(つき奈が見えないフリ)」
   「それじゃ出席とろうか」

怪盗少女のフレーズと同じく、「出欠とります! 番号123456!」とやってみる。

「1!2!3!4!5!6!...  7。」
一番端にいるあーりんの番号が7になってしまう不思議現象発生。

「もう一回出欠とるよ! 123456・・
「 ナナ。   なんで1人多いのよ!!」 ブチ切れるあーりん定期現象発生。

そこであーりん突然、

「おめー、マスクマンの気持ちわかってんのかよ?!」
「お前平田だろ?」

「平田じゃねーよ」
「お前平田だろ?」
「平田じゃねーよ・・・・・・  しょっぱい試合してすいません!」

( 「名古屋ももクロイベントに平田ならぬ高井登場」より)

 この、「お前、平田だろ」から「しょっぱい試合してすいません」の流れの元ネタがなんであるかについては、ネット上で1985年の藤波によるものとする説もあれば、2009年8月のスーパー・ストロング・マシンVS杉浦のものだとする説もある。

 しかし、川上アキラのプロレスマニアぶりと「名古屋」という地域性を考えてみると、当時まだ記憶に新しかったであろう、2009年12月の名古屋でのNOAHの試合にインスパイアされた川上アキラが、1985年5月、2009年8月、2009年12月と連鎖してきたネタの次の連鎖として、2010年5月のももクロのイベントを位置づけたという可能性もあるのでは、ないだろうか?





 


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