紅白の向こう側(こうはくのむこうがわ)

百田夏菜子をはじめとする、ももいろクローバーZのメンバーが、グループの目標に関して何度か口にしていたキーワード。

2012年11月15日にTBS「ひみつの嵐ちゃん」に、ももクロが出演したときに、この話題が語られた。

以下、ひみつの嵐ちゃんからの抜粋。
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櫻井「ごめん、話もどるんだけど、結成してどのくらいだっけ?」
百田佐々木「5年目です」
櫻井「長かった? 早かった?」
百田「いま思えば早かったよね」
玉井「うん」
櫻井「いちばん楽しかったお仕事って何だったの?」
ももクロ一同「え〜? 何だろう?!」
高城「でも、ライブ中はやっぱ楽しいよね」
残りのメンバー「楽しい〜 (うなずく)」
櫻井「いちばんしんどかった仕事は?」
百田「全国ツアーしんどかったんですけど、あの、車中泊だったりとか」
櫻井「はあ? 本当?」
百田「はい。車中泊している間に次の県とかに移動してて、銭湯に入って、車中泊してってしてたんですけど…」
櫻井「凄いね」
百田「でも、そこでトークだったり、いろいろ学んで、メンバーのきずなもそこで(うなずく)」
櫻井「それは、いつやったの?」
佐々木「結成2年目?」
玉井「3年目くらい?」
櫻井「じゃあ、今は状況変わったでしょ?」
百田「新幹線になりました(笑顔)」
櫻井「そっかー! それが凄い変化なんだもんね」
大野(共感している)
櫻井「今は夢は何なの?」
玉井「今はひとつだよね」
(残りのメンバーうなずく)
櫻井「ひとつの夢って何?」
ももクロ一同「(声を揃えて)紅白出場です!」
櫻井「(嬉しそうに)へぇ〜!それはかなうといいねぇ! それは、みんなで言っているの? 紅白出場したいねって」
百田「一番最初が代々木公園のけやき通りで路上ライブしてて、隣にNHKホールがあったので、ずっと大晦日にあそこでできたらいいねって」
櫻井「そっかぁ。それはみんなで話し合って、一緒にひとつの夢として掲げてるものなんだ」
ももクロ一同「はい」
大野「ほかはないの?」
玉井「ほかはずっと『紅白の向こう側がみたいね』ってみんなで言っていて」
櫻井「『ピリオドの向こう側』みたいな?」
(ももクロ一同、笑う)
玉井「まさにそれなんですけど(笑)」
櫻井「年代が、わかんないんだよな〜」
(カメラの背後から笑い)
玉井「次の目標は紅白歌合戦のステージに立ってみなきゃとわからないね、という話です」
百田「そしたら決めようかあって」
大野「そのあとは」
百田「はい。あんまり、先のことは、ね」
残りのメンバー「ね」
櫻井「へー。俺、ももクロの『ワーッ』じゃないとこ初めて見たよ」
玉井「確かにあんま『ワーッ』じゃないとこ見せないもんね」
高城「滅多にないからね」
櫻井「新鮮でしたよ」
大野「普通な感じ」
櫻井「じゃ、ちょっと写真撮ろうか?」
(写真をとってコーナー終了)

そして、この放映の数日あと、ももクロの第63回紅白歌合戦への出場が決まる。

この年、ももクロが出演した数多くのバラエティ番組の中でも、この嵐の櫻井翔によるトークは心に残る出色の構成だった。

紅白のNHKホールにおいて、モノノフの数が少ないのを見て取った嵐のファンが一緒に応援してくれた、とYouTubeのコメント欄にあったが、この番組に共感して嵐のファンだったのかも知れない。

ひみつの嵐ちゃん ももいろクローバーZの回












































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