アイドル(あいどる)

人気のある芸能人や多方面で活動する歌手・俳優・タレントなどのこと。若くて容姿に優れていることが歌や踊りや演技などの実力に優先する場合がある。また、本人の資質だけでなく、所属する事務所の力や、プロデューサーの知名度や能力によって成功具合が決まるというのが、一般的になっている。

2010年代の日本は、「アイドル戦国時代」と呼ばれ、多数の少女アイドルグループが存在し、人気を競っている。
また毎年、たくさんの才能ある少女たちがオーディションを受け、レッスンに励み、トップアイドルの座を目指している。

長く辛い下積み生活の末に、紅白歌合戦出場を勝ち取った「ももいろクローバーZ」のメンバーたちも、そんなアイドル志望の少女たちだった…わけではなかった。

2012年11月15日にTBS「ひみつの嵐ちゃん」に、ももクロが出演したときに、グループ結成の秘話が語られた。

以下、ひみつの嵐ちゃんより抜粋。
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櫻井「結成は何年なの?」
玉井「2008年だから、4年目? 5年目」
櫻井「Perfumeとかって、広島で3人で活動してて東京にでてきてデビューみたいな、そんな感じなの?」
玉井「いや、気づいたら、5人になってました」
櫻井「え? あれ? アイドルになりたかったんじゃないの?」
ももクロ一同「いや〜?」
玉井「本当に『気づいたら』なんですよ」
大野「いやいやいや。気づいたら、なってたってこと?」
櫻井「アイドルになりたかったんじゃないの?!」
ももクロ一同(首をかしげ、手を振って否定)
櫻井「何になりたかったの?」
佐々木有安「歌手とか、女優さんとか」
櫻井「みんなは?」
百田玉井高城「女優さんとか」
櫻井「いやいや、今まで来た女優さんのなかで、こんな派手な衣装を着てた人はいないから!」
一同(笑)

(ももクロは、北川景子、柴咲コウらを抱える大手事務所の所属であると画面にテロップ)

櫻井「そうなんだ。で、なんでこのグループを組むことになるの?」
百田「最初はレッスン感覚で、事務所の中で、人前でダンスとかするのがまずは勉強だってことで、ダンスができるコたちが数人集められて、路上とかでライブをやってたんですよ」
櫻井「路上でやってたんだ」
百田「それでビラ配りをして、レッスン感覚でやってたんですけど、徐々にマネージャーさんとかが『ちょっと、ちゃんとやろうっか』みたいになって」
櫻井「そんなノリなの?」
百田「で、今に至る、みたいな」
大野「でも、きついんでしょう?」
佐々木「(笑いながら)そんなことないですよ!」
百田「きついんですかー?(笑)」
大野(困惑顔)
櫻井「休みってあるの?」
ももクロ一同(それぞれ頷く)
玉井「あっても、学校があるので、一日の休みってのは学校があるから」
櫻井「そうなんだ。みんな学生?」
玉井百田「一人だけ社会人」
高城「あたしだけ、はい」
櫻井「いくつなの?」
高城「19歳です」
大野(深く頷く)
櫻井「あーそうかぁ。学校は普通に通っているの?」
ももクロ一同「はい」
櫻井「電車で?」
ももクロ一同「はい」
櫻井「声かけられるでしょ?、さすがに」
百田玉井「全然」
佐々木「普段この格好だから、制服だとわかんないのかなって」
大野(納得)
百田&ももクロ一同「今日も学校行ってきました」
櫻井「じゃあ、普段はどういう格好しているの? 普通の私服?」
ももクロ一同「はい」
櫻井「仕事の行き帰りは? 私服?」
ももクロ一同「私服」
百田「今日も本当はこういう緩い感じだって聞いていたんで、私たちも『私服がいい』って言ったんですよ、さすがに」
櫻井、大野「見たかったよ」
百田「そこはどうしても固いマネージャーさんの『イメージが…」みたいな」
櫻井「ももクロのイメージがね」
玉井「でも、チャンネル回しても『誰だこいつら?』ってなるかも」
(背後で笑)
櫻井「そんなに卑屈にならなくてもいいと思うよ」
百田「この衣装まだ良い方で、ザクをモチーフにした衣装があったんですよ」
櫻井「ガンダムの!? いや、ザク知ってんの!?」
玉井「(両肩に手をやり)こんなんですけど、マネージャーさんの趣味なんですけど、それだったら5人ここに座れないです」
櫻井「面積が大きいんだ」
佐々木「一人ダンボール2つ分くらいの荷物があるんだよね」
有安「うん」
百田「あとCo2でるやつとか」
櫻井「衣装からCo2が出るの?」
高城「ヘルメットみたいなヤツをつけて…」
佐々木「ベアダーっていう機械があって、それを被るんですよ、リーダーだけ。そうすると、『ももいろクローバーZ!』って言ったとき」
ももクロ一同「プシューって(手で表現)」
櫻井「(手を叩いて喜びながら)それ見たかったな!」
大野「それ見たかったよっ!」
櫻井「それ、めっちゃ良いじゃん!」
百田「たまに(後方をさしながら)こういうとこに置いてあって、いきなりプシューとかなったりもするんですけど、今日はさすがに…(背後から笑い)置いてきました」
大野「(感心して)すっげーなぁ」


ひみつの嵐ちゃん ももいろクローバーZの回



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