早見あかり(はやみあかり)

1995年3月17日生まれ。東京都出身の女優、モデル。身長165cm。
2011年4月10日まで、アイドルグループ・ももいろクローバーのメンバーだった。
テーマカラーは青。

・ももいろクローバー結成当時はメンバーに入っておらず 、同じ3B juniorのメンバーとして路上ライブ活動の手伝いやバックダンサーをやっていた。ときにはMCや寸劇に加わることもあった。
・数度のメンバー変更の末、 ももいろクローバーのメンバーが現在の形に落ち着きだした2008年11月にメンバーとなった。
・在籍中はサブリーダーとして、リーダー百田夏菜子を支え、グループの精神的支柱だった。
・2012年12月31日のNHK紅白歌合戦にももいろクローバーZが出場した際、6人バージョンの「行くぜっ!怪盗少女」を歌い、歌詞の中に「アカリ」が含まれていたことが話題となった。

【歌唱力】
 早見の弱点として、歌が苦手だったことがある。そのため、ソロパートも少なめだった。
 百田夏菜子が「あの空へ向かって」の自分が作詞をしたパートを早見に譲った理由は明らかにされていないが、大サビを歌い上げる佐々木彩夏のあとに続くパートは声の低い早見には負担が重かったために百田と交換したのかもしれない。
 早見はいつも鼻が詰まっている。そのため息が続かないというのも、歌が苦手な理由のひとつだったようだ。

【歌唱力不足がももクロのラップを生んだ?】
 早見が歌が苦手だったため、「ラップ担当」ということになり、2009年8月4日にSHIBYA BOXXで開催された「スタ☆フェス番外編 vol.2」にて「早見あかり、ラップを始めました」と発表され、「ツヨクツヨク」「words of the mind」のお披露目が行われた。
 
 以後、オリジナル曲でも「オレンジノート」「きみゆき」などラップの入った曲が増えていき、早見の低音を活かしたラップやセリフが、ももいろクローバーの楽曲の特徴になっていった。
 もっとも、早見本人は前述のように鼻づまりであるため、長いラップをやると「死にそうになる」と言っている。

 早見の卒業記念ソングとして親友の百田とデュエットした「デコまゆ炎の最終決戦」では、作詞・作曲した前山田健一の配慮で早見のパートは歌無しでラップのみとなっている。

【身体能力】
 9歳のころからエアロビクスダンスをやってきた。エアロビクス6級。
 趣味はダンスで、特技は一輪車、マット運動など、ももクロのほかのメンバーに負けない身体能力であるが、腰に弱点があるらしく、ときどきライブを休むことがあった。

 「あかりんへ贈る歌」の中で高城れには、

歌が苦手で 体弱くて
たくさん悩んでいたけど
ここまで来れた強さ 忘れないでね

と歌っている。
 しかし、さまざまな状況を鑑みると、早見の身体が弱いというよりは、高城と玉井詩織のスタミナが完全に規格外で、スポーツ万能の百田、EXPG特待生だった有安杏果、“ダンスリーダー”の佐々木と、ほかのメンバーの体力がありすぎたというのが真実ではないだろうか(有安は喉が弱かったが)。

【ハーフではない】
 メンバーの中ではもっとも身長が高く、またもっとも美形であった。一見するとハーフっぽい感じがあり、本人によると「ハーフ?」と聞かれることが多いという。
 そのためか、ももクロの自己紹介でクールビューティを名乗るようになってからは英語を交えていたが、実際は英語を話せるわけではない。

 2010年11月の代々木公園のフリーライブの寸劇では、記憶を失った(という設定の)玉井に「知らないハーフの子」と呼ばれていた。

 ももクロ脱退後もハーフと間違われることが多いようで、「早見あかりのわかんな〜い on the Radio」(テレ朝動画)では、「もう、いっそハーフですって言っちゃったほうがいいんですかね?」とやけくそ気味に話していた。


【マネージャー気質のサブリーダー】
 早見はサブリーダーとしてリーダーの百田夏菜子を補佐し、ライブ中はMCを担当して、トークを回していた。

 早見在籍中の百田は、リーダーなのに目立つのが嫌いで、6人が横に並ぶと百田だけが少し後ろに下がって立っているような状態で、常に百田の背中を押して前に出していたのが早見だったという。

 百田によれば、リーダーに推された際に「『あかりんでいいじゃん』って反抗したんですけど、結局、あかりんも大人側に回って「私もサポートするから」って(苦笑)」という経緯だったことを明かしている。(「月刊デ☆ビュー 2013年8月号」インタビュー)

 早見はいろいろとイベント性のあるアイデアを思いついてしまう自分を「マネージャー気質」と言っている。ももクロ在籍中は、イベントでさまざなアイデアを出していた。チーフマネージャーの川上アキラによれば、顔をペイントするなどのアイデアの8割から9割は早見が企画したものだという(「早見あかりのわかんな〜い on the radio」)。また川上は、ほかのメンバーに知らせないことも事前に早見に相談をしていたらしく、早見の脱退直後に「ももいろクローバーZ」へのグループ名変更があった際もほかのメンバーから、あらかじめ知っていたのではと疑われていた。

 スカパーのバラエティ番組「小中高一貫 ももえび学園」でも、早見が司令室に残り、残りのメンバーが早見の考えた企画(絶叫マシンに挑戦、富士の樹海を探検)に挑戦する、という構成だった。

 「元・ももクロ祭り」でも、自分をふくめた3人分の椅子を自分でステージに運びこんでいる。メジャーデビュー経験のあるタレントなのに気負わずそういうことをしてしまうのも「マネージャー気質」を表していると言える。


【ももクロの始まりと成長をもっとも身近で見てきた】
 早見はももクロの結成からブレイクに至る過程を、同じ事務所の仲間として、メンバーの友人として間近で見てきた。
 さらにインディーズデビューからメジャーデビューに至る試練の時期を、メンバーの一人として共に体験し、最後の脱退者となることで、「ももいろクローバーZ」への改名と飛躍へのきっかけを作った。
 元メンバーの中でも特別なひとりだと考えられる。

 早見とももクロの出会いは、2008年春の0期メンバーの宣材写真撮影の日だった。所属の異動のために同じ場所で撮影があった早見は、0期メンバーたちを見て興味を持った。そして、後に結成メンバーに加わる百田と玉井が同じ場所で撮影をしていたのを目撃している。
 このことは、タワーレコードで行われた「元・ももクロ祭り」に出演した際や、Ustream放送で早見本人が話している。

「あかりんへ贈る歌」の中で百田は

初めて出会った日を 覚えている?
ファーストフードでふたり語り合ったね
昨日のことみたいだよ

と歌っている。この早見と百田が「初めて出会った日」とは、0期メンバーの撮影があった日のことを指しているのかもしれない。


【脱退の経緯】
 ももいろクローバーがメジャーデビューを果たし、ブレイクに向かって徐々に成長を遂げていた2010年に、早見は角川文庫のイメージキャラクターに選ばれるなど、モデルや女優としての道が開ける可能性が見えてきた。

 当時のももクロはまだ個別の握手会を行っており、早見の握手会の列は一番短かった。自分の列が途切れても早見は笑顔でファンと話していたが、終了後に泣いていたという。15歳の女の子には酷な話である。
 決して早見の人気がなかったわけではないが、6人の中で誰かを選ばなくならなくなったとき、ファンとしてはしっかりタイプの早見よりも守ってあげたいタイプのほかのメンバーを優先するのは仕方ないことだと、現場を見てきた山里亮太は述べている。

 この頃早見は、写真家の新津保建秀に写真を撮られるようになり、そこで「笑わなくてもいいんだよ」と言われたことでアイドルとは違う表現があることに気がついた。
 ももいろクローバーとしてアイドルを続けながら、モデルや女優の仕事もするという選択肢もあったが、「白黒をつけたい性格なので」ももクロを辞めることを決断した早見は後に語った。

 マネージャーの川上アキラも慰留したが、成らなかった。代わりのメンバーを入れることを周囲から提案されたが、早見の代替えはあり得なかった後に語っている(2012年6月24日「茂木健一郎のサンデーズバリ!」)。

【早見の脱退がブレイクのきっかけ】
 早見の脱退にともなって、ももいろクローバーは「ももいろクローバーZ」に名称を変更し、川上アキラは、苛酷とも言える試練をメンバーに課した。
 アイドルとはまるで接点のない異分野のタレントや文化人とのトークショウや1日3公演64曲にも及ぶライブなどを次から次へと仕掛けていった。

 早見を失ったメンバーは、それを哀しむ暇もないまま短期間に多彩で多量の経験を積むことになった。またプロレス、ロックなど異分野のサブカルチャーとの交流は人脈とファン層を拡大し、マスメディアに格好の芸能ネタを提供した。
 また、名称に「Z」がついたことで、良い意味でももクロのイロモノ的キャラクターが強調され、世間にアピールしやすくなった。

 その結果、ももいろクローバーZは、人気・実力ともに急成長をとげ、わずか1年で観客動員数を10倍近く伸ばすことになる(※1)。早見の脱退がなければ、今のようなももクロのブレイクはなかった可能性がある。

1 ももいろクリスマス2010(日本青年館)1300人 → ももいろクリスマス2011(さいたまスーパーアリーナ):1万人。


【脱退後もメンバーとともに】
 脱退後も早見とももクロのメンバーは仲が良く、ももクロが番組に出演する際にメンバーと一緒に訪れて見学している早見を爆笑問題の田中が目撃している。

 2011年7月のZepp Tokyo 2時間ライブ3回まわし公演の2部と3部を観に行った早見は、3部スタート前の円陣に加わり、メンバーに力強い言葉をかけたという。(佐々木敦規のTwitter)

 2012年末の紅白歌合戦では、ももいろクローバーZのメンバーが、早見在籍時の6人バージョンの「アカリ」の名前が入った「行くぜ!怪盗少女」を歌い、最後のフォーメイションも6人時代のもので、早見の位置に一瞬青いスポットライトが照らされた。このことがファンの間で話題になり、マスコミも取り上げた。(胸の青いライトも注目されたが、こちらは「地球」を意図したものだったと後に判明した。

 この演出は、メンバーから提案がなされ、川上が了承したと2013年4月に笑福亭鶴瓶のラジオ番組に出演した際に明らかにされた。紅白出演直後に電話をすると早見あかりは泣いて喜んでいた、とメンバーは語っている。

 一方の早見は、「私が泣いたのは、頑張ってきた5人が紅白の舞台に立てたことが嬉しかったからで、登場直後から泣いていた。6人バージョンは嬉しかったけど、それが理由で泣いたわけではない」と「早見あかりのわかんなーい on the Radio」(テレ朝チャンネル動画・無料)で述べている。

【次の紅白を目指して】
 2013年5月の時点で、早見あかりは、スターダストプロモーションで川上アキラが依然としてマネジメントを担当し、いつの日か、ももクロと紅白で(ゲストや審査員として)共演できることを目指して、モデル業、女優業に精を出している。NTT西日本やカゴメの野菜ジュースのCMに出演するなど次第に露出度が増え、NHKの連ドラなどのオーディションも受けまくっているという。


【最近の活動】

・映画「百瀬、こっちを向いて。」で長編映画初主演
中田栄一(乙一の別名義)の同名青春小説の映画化で、2014年春公開予定。
冴えない高校生相原ノボルが先輩から頼まれて、ショートヘアで野良猫のような鋭い目つきの美少女・百瀬陽と期間限定で嘘の恋愛関係をすることになる、というストーリー。早見は百瀬を演じた。
早見は百瀬の役作りについて次のように述べている。
初めて台本をもらった時は
百瀬は自分に近いなーとしか
思わなかったけれど…

リハを重ねていくうちに
百瀬を深く知っていくうちに
どんどん自分とは違う女の子と
いうことに気づかされて…

正直色々悩みました。

ものすごく微妙な
青春ストーリーを描いている
この作品…。

高校時代の思い出なんて
綺麗なものだけじゃ無い。

そんな過去、みなさんにも
あるんじゃないかな?
2013年6月1日「クランクアップ~♪♪」Hayami Akari official blog

・連続ドラマ「確証」ゲスト出演
2013年6月17日に放映されるTBS 月曜ミステリーシアター「確証 警視庁捜査3課」にゲスト出演。
連続スリ事件に関わる、ファッション雑誌の読者モデルで女子高生グループのリーダー・内丸美春を演じた。

(参考)
確証 警視庁捜査3課 10話あらすじ・予告編動画(公式)


・PV「青」主演
2013年7月3日に発売される7人組バンド、A.F.R.O(あふろ)の4枚目にシングル「青」のPV主演に抜擢された。PVの監督はテリー伊藤。

「青」は、ももクロ時代に早見のイメージカラーだったが、それはあくまで偶然という。PVの監督を務めたテリー伊藤(63)は「サビの『君が流したその涙は』という歌詞をキーワードにしていて、涙を流すシーンが重要なポイントになるため、目元が印象的な早見さんを選んだ」と早見の起用理由を説明した。

2013年6月15日「元ももクロ早見あかり新曲「青」PV主演」日刊スポーツ
ヒロイン役には、CMやドラマなど多方面での出演が急増中で注目の新人女優・早見あかりが起用された。早見は「(もらっていた台本から)想像していたストーリーとは違った表現の仕方で、見る人に考えさせる部分を作る演出が凄いと思いました」と女優としての新たな発見もあったようだ。A.F.R.Oのメンバーの演奏と共に迎える曲のクライマックスシーンで見せた早見あかりの”涙”は撮影中のメンバー、スタッフの誰もが息をのむほどの感動的な映像だったことから、大きなポイントとして当初予定していたよりも多く映像を使用したという。
2013年6月19日「札幌在住A.F.R.O テリー伊藤が手掛けた早見あかり出演の「青」PV公開」MUSICMAN-NET

・ドラマ「斎藤さん2」レギュラー出演
 2013年7月に開始された観月ありさ主演のドラマ「斎藤さん2」に不良少女の保科優里役で初の連ドラでレギュラー出演となった。土曜21時のゴールデンタイムで人気作品の続編でもあり、早見にとっては大きなチャンスとなった。
 早見は役作りのために髪をばっさりと切って金髪に染め、
初めての連ドラ
頑張るっきゃない!
 と意気込みを述べた。
初めてのチャレンジ~(早見あかり オフィシャルブログ)



【動画】

ももいろクローバー【脱退告白の裏話】早見あかり&百田夏菜子


あかりんへ贈る歌


AKB松井咲子が語るももいろクローバーZ紅白裏話



A.F.R.O「青」Music Video -Full ver.-







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